自分はHSPではなくアダルトチルドレンなのかもしれない

最近、HSPという言葉をよく聞くようになりました。

HSPとは簡単に言えば繊細さんのこと。

自分の感覚や相手の感情に繊細な人のことをいうそうです。

私も日常的にいろんなことに対して繊細なので生きづらさを感じることが多々あります。

HSP気質だと思っていた私ですが、アダルトチルドレンと言う言葉を知ったときにもしかしたら自分はこっちなんじゃないかと思いました。

ふたつの違い

HSPとは

HSPとは生まれつきの繊細な人のことをいいます。

感受性、共感性が高く、人の気持ちを感じるため生きづらさを感じることが多いです。

アダルトチルドレンとは

アダルトチルドレンとはひどく傷付いた経験があったことにより、相手の感情に繊細になってしまう人のことをいいます。

小さい頃の傷付いた経験や、親の考え方、影響により「こうあるべき」という思い込みによって生きづらさを感じることが多いです。

小さい頃の経験

HSPの人は小さい頃からいろんな物事に対して敏感で反応してしまうことが多いです。

一方、アダルトチルドレンは小さい頃に親が不仲だった、兄弟と差別された、親に虐待またはネグレクトされた、反対に過干渉だったなど傷付いた経験がもとになって繊細になってしまったことが原因です。

過剰に「良い子」を演じたり、ずっと我慢してきたなどの事例が当てはまります。

私の両親も、私が小学生のときに離婚していて、ずっといろんなことを我慢して「良い子」をしてきました。

とても大切な思春期という時期に傷付いた経験があるから自分を押し殺して生きていたというわけです。

どちらも完璧主義だけど…

HSPの人は感覚が繊細で、いろんなことに気がつけるからあれもこれもとなって完璧主義になってしまうことがあります。

アダルトチルドレンの人は、役に立たなければという不安や焦り、期待に応えていないと自分の存在価値を感じられないから完璧主義になってしまいます。

相手の感情に敏感

HSPの人は感受性、共感性が高いために相手が不機嫌なとき、相手の気持ちを感じ取ってしまうため、自分が悪いと思ってしまいます。

アダルトチルドレンの人は小さい頃の傷付いた経験により嫌われたくない、怒らせたくないという思い込みにより自分が悪いと思ってしまいます。

親の期待に応えなければいけない、この人怒ってないかなとか相手の顔色を伺ってしまうことも多々あります。

どちらも持っている人もいる

小さい頃からHSP気質でかつ、傷付いた経験がある、親からの影響で「こうあるべき」と思いこんでしまったという人はどちらの気質も持っていることがあります。

どちらの気質も似ているような特徴があるので分からないことがあるかもしれません。

でも、まずは自分のことを知ることが大切なことです。

自分を知ればこれから何をしたいかが分かってきます。

治すことができない自分のこの気質を理解して受け止めて、生きやすい人生にしましょう!

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本音の本音を話そうとすると涙が出てくる